7月は期間限定、反町の住人になりせっせとO校自習室で勉強していました。
ここでのランチについてはまた別記事に書きたいー
問題は半ばくらいに、安い時給に目を瞑りさえすればまあ楽勝でしょー!と高を括って本気の受験生なら今じゃないことは明らかなのに手を出した転職活動。
結果、惨敗
ホワイトカラーのパート事務職椅子取りゲームが熾烈なのは解っていたけれど、それはあくまで1席や2席の枠に応募したときの話。
8名大募集♪の会計事務所のオープニングスタッフすら落ちるなんて、さすがに想定外だったよ・・・どんだけ!!!(爆)
10件近く応募したと思う。お祈りメールくればまだマシな方で、半数以上は来なかった。
主婦ジョブ経由での企業からの返信は5営業日以内にご連絡、と明記されているにもかかわらず。
恐らく自動返信の定型文を採用担当者がチェックしていないんだろうな。
この結果にさすがに焦った私。
そもそも受け入れ先がないのに合格したところでどうするんだとはたと我に返り、2週間先に迫った受験の意味を考えた。
しかしここ半年、全てそれに照準を合わせて生活してきたのでもう今更、意味なんて追求することそのものに意味がない。
私に選択権などなく、とにかく受けに行くしかない、その一択だった。
迎えた8/2。
8年目にして初のホーム地での受験。朝イチ科目になってから前泊しなかったのは初めて。
仕事は相変わらず決まらないまま。
一件だけweb面接に漕ぎ着けた事務所があったものの、中間連絡はあったけれどトータル2週間近く引っ張られてもうナイだろうな、と。
こうして2022年、灼熱のパシフィコでの受験は幕を閉じた。
終わった週の水曜木曜は部屋の片付けをしまくった。とっ散らかっていた資料の整理含め。
手応えとしては、簿財共に去年よりはバランス良い答案が書けたが…だがしかし、といった感じ。
やっぱり、足りない。予備校の採点通りなら今年も両方アウトだろう。
去年よりは直前期に勉強できていた。
転職活動にうつつを抜かしつつも、去年と違ってほぼ無職状態。唯一あったのは1ヶ月に2〜3日の単発受付だけ。
それでも無理って、もう無理じゃない?
ただ一点、心残りなのは来年から簿財受験資格が撤廃されること。
勿論、だからといって合格率が上がるとは限らない。ここ数年散々ボーナス回が続いてきたから、下がるかもしれない。
それでももしかしたら…の期待を込めずにいられない私。資料整理しながら、ため息ばかりついていた。
ただどちらにせよ、この8月は身辺整理兼ねてゆっくりしようというのは揺るがなかった。
リベンジするにせよ、9月から再開したら間に合うはず。通常の初学者用予備校カリキュラムと同じなのだし。
そして遂にその期限がやってきた。
8月が終わりを告げようとしている。
一方、吉報もあった。
かろうじて面接に漕ぎ着けた事務所から試験の週の金曜、採用内定との連絡があり2週間前から早速勤務開始している。
会計事務所ではなく、更にもう二度と仕事では出ないと決めていた都内だけれど。
それを加味しても私には充分過ぎる好条件で、ここで数年働けたらな…と思っている。
ただ会計事務所じゃない以上、勉強と実務は直結しない。これも良し悪しで、直結しない代わりに直前期と繁忙期がかち合う心配もない。
どうしたものか。
一番現実的な落とし所としては、実質合格しやすくなるかも?の期待値を込めて来年までだけ受験する。
それで簿財がどちらかでも無理なら、今度こそ本当に撤退する。それでも続行したら、私は本当に辞め時を逃した大馬鹿ギャンブラーだ。
勉強しなくてもいいこの1ヶ月は、本当に楽だった。
転職成功という嬉しい誤算のお陰で(まだ今後もしばらくは)仕事への緊張感や覚えるべきことなど気は抜けない。
だけれど、勉強がなければ時間をここまでゆったり使えるのかと久々の感覚に感激した。
O校の体験講義のとき講師が言っていた、勉強時間を確保するには日常の一挙一動でも常に意識して自ら時間を作り出さなければいけないのだと。
コンビニで買い物するとき、歯磨きをする時、皆さんは急いでいますか?
大体の人は急いでいないと思います。でも私はそんな生活の細切れ時間でも急いでいますと。
当時私は既に5年目受験生だったので、急いでいると即答できた。
結果、時間をうまく捻出できたのか、そしてその時間をうまく使えているのか?と言う問いには甚だ疑問が残るものの、ここ6〜7年、常にその意識は念頭にある。
だからいつも急いでいた。
受験慣れしておらず、幼少期に無理矢理やりたくない勉強させられてきたせいで勉強が大嫌い。
それもあって時間の使い方がそもそもすごく無駄でメリハリがないのは百も承知だけれど、できないなりに何とかしなきゃという意識は常にあった。
常に急いでいた。
だからこんなに夜の時間が余裕を持って過ごせて、読書やドラマ鑑賞もゆったり楽しめて、この1ヶ月は本当に幸せで。
仮に5科目取れたところで既にアラフィフ。しかも実務経験のない。
そもそも勤め先があるのかが大問題だし、その年齢から投資額を回収できるとは到底思えない。
だからもういいんじゃない、そもそも会計は大の苦手だったんだから撤退しても。とりあえずの仕事は見つかったのだし。
そう思う自分がいる。
このタイミングで(5月)悪縁切りが叶い、自由の身になれたしという理由も大きい。
のんびりパートしながらペットと戯れたり、図書館に通ってあらゆるジャンルの読書をしたり、そんな日常を希望する自分。
他にもやりたいことは色々あるし、勉強がなければきっとパートとの間で時間と費用のバランスをうまく取ってチャレンジできるはず。
だからもういいんじゃないと思う一方、でも撤退して来年受験しなくて、仮に脅威の高合格率だったらきっと一生後悔する・・・
そんなせめぎ合いで、9月を2日後に控えた今も悩みまくっている私。
あと3ヶ月は放置して合格発表を受けて12月から再開という手もあるものの、来年何が何でも!というスタンスなら9月から走り出すべきだ。
でももう、悩んでいることと堂々と向き合おうと思っている。
40代半ばからの自分探し。笑われることは解っているけれどリセットされた今、ようやく自分の人生を生きられるようになったから。
取り急ぎの決断は、来年の受験を進むかやめるか。
あと2日間で結論は出るのかな・・・
職員の身分証明書用に15年ぶりの証明写真撮影。待ち時間のランドマークにて。
美味しいけれど騒がしくて、やっぱり夏休みが終わってからがいいな。